きりたんぽ鍋の栄養学

きりたんぽ鍋は、わずか一品で主食から野菜までバランスよく栄養を摂取できる万能メニューなのです。

きりたんぽ(ご飯)

画像:ご飯

きりたんぽは、炊き上がったお米をつぶしてから焼き上げるので消化が大変良く、炭水化物が豊富で慢性疲労に効果があります。
なんと、わずか1本のきりたんぽでお茶碗1杯分のご飯を摂取できてしまうのです。
エネルギーの源に、さいとうの美味しいきりたんぽをどうぞ!

セリ

画像:三関セリ

日本の伝統野菜であるセリは、ビタミンA、A2、B3、Cを多く含み、免疫力を高める働きがあります。
また、セリの香りの元となる精油成分には保温効果・発汗作用もあり、冷え性の方にオススメ!
鉄分や食物繊維も多く含んでいるので、貧血や便秘といった女性のお悩みにも効果的です。

ねぎ

画像:白神ねぎ

ねぎの香り成分・アリシンには血行を良くし、体を温める働きがあります。
また、ビタミンB1の吸収を高め、たんぱく質の消化や胃液の分泌を促したり、発汗などの代謝をスムーズに行う働きがあるので、疲労回復やカゼの治療にも有効です。神経を鎮めるリラックス効果も期待できます。

比内地鶏

画像:比内地鶏

鶏肉は、低カロリー高たんぱく、ビタミン類まで入ったヘルシー食品。良質なたんぱく質と共に、ビタミンAも豊富で牛肉や豚肉の数倍含まれているといわれます。中でもきりたんぽ鍋に欠かせない比内地鶏肉は、山鳥に似た独特の風味があり、肉は赤みが濃く、自然の中で放し飼いでじっくり育てるため肉の締まりが良く、独特の歯ざわりが楽しめます。その上、適度な脂肪があり脂肪球が細かいため消化にも良いとされています。

舞茸

画像:舞茸

舞茸は、漢方薬として用いられる麗芝などと同じ仲間で、ガンの予防・治療に優れた効果があると言われています。ビタミンDを多く含み、グルカンと言う多糖類が主成分とされています。グルカンは食物繊維のように消化されずに腸を刺激し、免疫力を高める機能を活性化させ、ガン細胞といった異常細胞の増殖を食い止める作用があります。特に、さいとうが使用している【華まいたけ】は、独自の栽培方法により天然物に勝るとも劣らない香りと食感を持ち、グルカン含有量が一般の物に比べ、約1.5~2倍も高いヘルシー食品です。

ごぼう

画像:ごぼう

根菜類の中でも食物繊維の含有量が飛び抜けて多いのがごぼうです。整腸作用があり、同時に腸の中の発ガン物質を吸着する働きがあるので、大腸ガンの予防に加えコレステロールを低下させ、動脈硬化を予防する効果があると言われています。ごぼうに含まれる糖質は、体内でブドウ糖に変化しにくく、血糖値を下げる働きがあるため、糖尿病にも有効とされています。

今夜はきりたんぽ鍋にしよう。